文教生のキャンパスライフまとめ

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先輩たちに聞きました

健康栄養学部

健康栄養学部のここが自慢!
管理栄養士として学びたい分野に集中できる

健康や食を考える健康栄養学部。学部の自慢とともに管理栄養士を目指す学生が考えるレシピについて紹介します。

Q  健康栄養学部の自慢できるところは?

3年次にコースが分かれたあとは、自分の勉強したい分野に集中して深く学んでいける。
自然と栄養を意識した食事選びができるようになった。自分の健康に向き合うようになれた。

共学。意外と男子が多い。1年次からクラスに分かれて少人数で学ぶので、絆が深まる!みんな真面目。仲良し。

調理室がきれいで、広くて動きやすい。

先生との距離が近い。先生が協力的で真剣に向き合ってくれる。

管理栄養士の国家試験対策を手厚くサポートしてくれる。模擬試験や個人面談などがあるので、それらを利用すればしっかり準備ができる。

<一番多かったコメントについて>

管理栄養士として、「学校現場」「医療現場」「企業」などそれぞれが将来働きたいと考える環境に合わせ、充実した学びが得られているようです。クラス内での仲の良さについても意見が多く、クラス制とコース制の両方の良さを感じていることがわかりました。

「管理栄養士(を目指す学生)」が作る
レシピとは?

美味しいことは前提として大事。けどそれだけなら調理師も家のお母さんも同じ。
授業では、どのような相手に、どのような意図でメニューをつくるのかを必ず意識することになります。管理栄養士の業務が「相手がある仕事」という意味をそこでも学びます。
今回は「野菜が不足しがちな高校生に、おいしく食物繊維がとれるメニューをつくる」という狙いで「野菜たっぷりグラタン」を紹介します。(4年生女子)
グラタンとは料理の表面をオーブンなどで焼いたフランスの郷土料理です。ベシャメルソース(ホワイトソース)を使わなくても「グラタン」なので、カロリーを抑えたい時はソース無しで。高校生(15~17歳)が一日にとるべき食物繊維量の目安は女子17g、男子19gです。このグラタンは1食あたり5.4gの食物繊維がとれるので一日の必要量の約3分の1がこの1品だけでとれます。

「野菜たっぷりグラタン」の作り方(1人分)
栄養価の概要
  • エネルギー:324kcal
  • たんぱく質:18.9g
  • 脂質:15.9g
  • 炭水化物:26.4g
  • 食塩相当量:1.0g
  • 食物繊維:5.4g
材料
  • 鶏ひき肉:55g
  • 茄子:40g(約1/2本)
  • トマト:40g(約1/4個)
  • かぼちゃ:90g
  • ぶなしめじ:20g
  • 調合油:2g
  • 食塩:0.2g(ひとつまみ)
  • とろけるチーズ:25g
  • パン粉:5g
  • しその葉:0.5g(1枚)
作り方
  1. 茄子は半月切りにしてから水につけてあくを抜く。
  2. トマトは薄切りにする。ぶなしめじは石づきを切り落とし、ほぐしておく。
  3. かぼちゃは皮付きのまま一口大に切る。かぼちゃは耐熱容器で5~6分加熱して竹串が通るくらい柔らかくする。
  4. しそは細切りにしておく。
  5. フライパンに油(調合油)を入れ、茄子?ひき肉?ぶなしめじを炒める。茄子に焼き目がついてきたらトマト?かぼちゃを加えて炒める。(型崩れしないように)
  6. 全体に塩をふり、味をつける。
  7. グラタン皿に盛り、チーズと細切りにした大葉を全体にかけたあと、パン粉をかける。
  8. オーブンで200度、約15分焼き、(焼き目加減や火の通り加減により多少調整)完成。