【経営学部セミナー】1/27(水) 「誰が面接に通るのか?」を開催しました.

講師: 365体育投注_365体育备用网址-中国竞彩网官方首页 経営学部 准教授 森 一将 先生
会場: GoogleMeetを利用したオンライン開催
 
講師に森一将先生をお招きし,
「誰が面接に通るのか?---面接評価とパーソナリティ特性の関係と妥当性評価---」と題し,
大学入試や入社選抜における面接試験に影響するパーソナリティ特性や評価情報の妥当性を
統計的手法で論究した研究結果をわかりやすくご講演いただきました.
 
入試や就職試験での面接では評価者の「直観」で数値化する項目がよくあるものです.
講演では, 基礎統計科目での調査事例を挙げながら, その直観評価において「志望動機」
より「意気込み」が成績と関連性を持つことや, 個人を特徴づける5大パーソナリティー
特性の特定のものが直観評定と関連性を持つことが示されました.
就職面接においても, 同じように直観評定と就職準備度の関係性やパーソナリティ特性と
の関係性が示されました.
また, この講演ではパーソナリティ特性が面接評定に影響を及ぼすことが示されましたが,
このパーソナリティ特性は成人になっても訓練等で変化することが示されたのも興味深い
話でした.
どの内容も, 科学的な手法で導き出しており,研究の面白さが伝わってくるトークでした.
 
その興味深い結果の紹介が引き金となりその後のディスカッションでは,
参加者からのコメントや質問も含め活発な意見交換がなされました.
なお,参加者は4名〈教員4名〉でした.