【経営学部セミナー】7/17(土) 「向き合い方次第で生まれる"成長の機会" ―会計?監査関連業務を通して―」を開催しました.

日時: 2021年7月17日(土)10時50分~12時20分
講師: EY新日本有限責任監査法人 後藤彩風先生
会場: 365体育投注_365体育备用网址-中国竞彩网官方首页あだちキャンパス 1305教室よりオンラインライブ配信

東京あだちキャンパスに、後藤先生をお招きし、「向き合い方次第で生まれる"成長の機会" ―会計?監査関連業務を通して―」との題目で、「経営学部セミナー」(オンライン)を開催しました。後藤先生は、これまでの公認会計士としてのご経験に基づき、「働くということ」、「自分を知ること」という2つのパートを設けてご講演くださいました。

第1に、「働くということ」のパートでは、働くことが「自分を大きくする成長の機会」であるという中心軸にして話が展開されました。後藤先生は、自身が仕事をすることの意義を「将来の選択肢を増やすこと」、「豊かな人間になること」、そして「世の中を知ること」の3つに求め、働くことはあくまでも自身の人生をより豊かにするための「手段」であり、「目的」ではないということを強調されました。

第2に、「自分を知ること」のパートでは、自身の大学生活や、社会人経験を振り返りつつ、ジョハリの窓診断を例にとり、「自分に見ている自分」と「他者から見えている自分」の間に存在する差異を識別?分析し、他者の認識を素直に受け入れることで、より客観的に自分のよさを知ることができるとご説明くださいました。とりわけ、「盲点の窓」と呼ばれる、「自分自身は気づいていないが、他者は認識している自分」のことに気づくことができれば、まだ見ぬ自分の特徴を発見し、その特徴がその後の人生にとって重要な要素になり得るという考えを共有して頂きました。

以上2点を前提に、講演のまとめとして、キャリアを積むことは、「自分自身の人間性を磨き続けること」であるというご自身のお考えを整理したうえで、自分のことをしっかりと知りながら、どのような出来事にも受け身ではなく能動的かつ前向きに向き合うことで、成長の機会をいくらでも増やすことができるというメッセージをくださいました。

以上のご講演の後、Q & Aセッションでは、8名の学生から質問が行われ、その質問に対する後藤先生のご見解を共有いただき、受講生に対する力強い期待や応援のメッセージとともに、本講演は拍手喝采の中終了しました。なお、本セミナーの参加者は、経営学部学生(約70名)、経営学部教員(2名)でした。

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